楽しく「ダンベル体操」 浪江町が4年ぶり交流会、爽やかに汗

 
浪江町で開かれたダンベル交流会

 浪江町は21日、町地域スポーツセンターでダンベル交流会を開いた。参加者は軽量ダンベルを使って体操し、爽やかな汗を流しながら交流した。

 町は東日本大震災前から健康づくりの一環としてダンベル体操を推奨してきた。東京電力福島第1原発事故による全町避難後も、避難に伴う運動不足解消や町民の交流などを目的に、県内各地の避難先で教室を開催。年に1度、県内各地の教室生が一堂に会する交流会を開いてきた。今回は新型コロナウイルス禍に伴い、4年ぶりの開催となった。

 二本松、福島、いわき、郡山、白河、南相馬、浪江などの9教室から65人の町民が参加した。創作ダンベル体操による全体演技や男性だけによる男前ダンベル体操などを披露し、会場を沸かせた。