「白河の関越え」願う 夏の全国高校野球、東北6校に通行手形

 
東北の6校に贈られた通行手形

 白河市の白河神社は1日、全国高校野球選手権大会に出場する東北の出場校6校に、全国制覇して優勝旗の「白河の関越え」を果たすことを願い、通行手形を贈った。

 各県代表に1997年から毎年贈っており、仙台育英が昨年夏に東北勢初の優勝を果たして注目が集まった。各校に郵送した通行手形は約20センチの木札で、校名が書かれている。

 宮司の西田重和さん(74)は「日頃の練習の成果を発揮してほしい。今年は決勝で東北勢同士の戦いを見てみたい」と期待した。同神社は国指定史跡「白河関跡」にある。