翔選手格闘ゲーム世界一 敗者復活から決勝で雪辱

 
ストリートファイター6部門で優勝した翔選手

 格闘ゲームの国際大会Gamers8が11~14日の4日間、サウジアラビアで開かれ、福島市のプロゲームチーム「FUKUSHIMA IBUSHIGIN(フクシマ イブシギン)」に所属する翔(かける)選手(25)=福島市=が優勝、優勝賞金40万ドル(約5800万円)を獲得した。

 大会は招待制で、世界のトップ選手が出場。翔さんは今月上旬に米ラスベガスで開かれた国際大会EVO2023で5位入賞し、招待を受けた。

 出場したのは35年続くカプコンの格闘ゲームシリーズ最新作「ストリートファイター6」部門。決勝トーナメントでEVO優勝者アングリー・バード選手(アラブ首長国連邦)に敗れたものの敗者復活戦で勝ち上がり、決勝で再び対戦。雪辱して大会の初代王者となった。

 翔さんは「今まで応援してくれた方、お世話になった方に恩返しができた。運が味方をしてくれたこともあった。これからも応援よろしくお願いします」と喜んだ。