トドの「フク」天国へ 28歳、アクアマリン開館から飼育

 
トドのフク

 アクアマリンふくしまは20日、いわき市の同館で2000年7月の開館当初から展示、飼育していた雌のトド「フク」が老衰のため19日午後に死んだと発表した。28歳で、国内飼育のトドでは2番目に高齢だったという。

 同館によると、6月9日から食欲がなくなり、その後一時回復したが再び食べなくなった。多くの来館者に親しまれ、東日本大震災の際は千葉県の水族館へ一時避難した。