六角精児さん「只見線、日本の原風景残る」 只見駅60周年で語る

只見線の魅力を語った六角さん
只見町の季の郷湯ら里で20日に開かれたJR只見駅開業60周年記念イベントでは、鉄道好きとして知られる俳優の六角精児さんが昨年に全線再開通した只見線の魅力について語った。
六角さんは「只見線のことを応援してはいたが、まさか本当に再開通できるとは思っていなかった。住民の方の熱意があったからこそ」と振り返った。
また、六角さんは全国的にローカル線の存続が危ぶまれている点に触れながら「只見線は、日本の原風景が残っている路線。これほど夢がある鉄道は、ほかにない。只見線がローカル線の道しるべになるよう、自分も鉄道利用促進に協力していきたい」と語った。
同日には、同町の只見線広場で、屋台などの「只見駅60歳お誕生日パーティー」も開かれた。