にぎわい創出へ学生の提案 喜多方・小田付地区、産業振興めざす

 
アイデアを発表する学生

 会津大の創造力実践プログラム「創造力開発スタジオ」の実践演習成果発表会が18日、喜多方市の小田付サテライトオフィスで開かれた。会津大と日大工学部の学生が地域のにぎわい創出をテーマにアイデアを発表した。

 実践演習は夏合宿として15日に始まった。「地域の"未来のにぎわい・なりわい"をデザインする」をテーマに、国の重要伝統的建造物群保存地区である小田付地区のにぎわい、なりわいの維持向上の策を練った。

 両大から計8人が参加し2グループに分かれて取り組んだ。発表では、蔵を身近に感じてもらうために土壁制作や蔵のデザインを体験してもらうこと、なりわい維持継承のためにみそ造りなどの地域産業にクラウドファンディング形式で参加してもらうなどのアイデアが出た。