二本松市長、公務の励みに... 地元企業開発のウィッグ着用、PR

 
(写真左)公務に出席した三保市長 =25日午前、(写真右)ウィッグを着用した三保市長 =25日午後

 二本松市の三保恵一市長(74)は25日午後から、地元企業が開発したウィッグ(かつら)の着用を始めた。三保市長は「着け心地も良く、職員からの評判も上々。今後、市のふるさと納税の新たな返礼品の一つとして検討したい」としている。

 ウィッグは富樫縫製(二本松市)が技術革新の一環として東京都のベンチャー企業と共同開発した。裏地に通気性に優れた水着素材を使用するなど縫製技術を駆使し、男女年齢問わず使用できる安価な商品として製作した。

 三保市長は「メード・イン・二本松の開発商品を応援したい」と自ら購入し、PR役を買って出た。

 三保市長は今後、ウィッグを着用して日々の公務に臨み、トップセールスを行う。富樫縫製の富樫三由社長と共に鏡で自身の姿を見た三保市長は「10歳ぐらい若返ったような気がする。今後の公務の励みになる」とご満悦の様子だった。