学習スペースの「空き」見える化 郡山市、3施設の状況表示へ

 
学習スペースの空き状況が確認できる専用ページのイメージ図

 福島県郡山市は29日、同市の中央公民館や清水台地域公民館、中央図書館の学習スペースの空き状況をスマートフォンなどで即時に確認できるサービスを開始する。来館前に利用状況を「見える化」することで、市民の利便性の向上につなげる。

 品川萬里市長が25日の記者会見で概要を発表した。サービスのイメージは【図】の通り。専用ページでは、各施設の学習スペースの空き状況を「空席有」「空席少」「満席」「現在の日時は開放していません」「17:00~開放」の5種類で表示。座席数や開館時間も確認できる。今回のシステムは、市職員が独自につくり上げた。

 品川市長は「行ったけれども満杯で入れないケースをなくせるように好みの学習スペースの情報を得られるようにしたい」と述べた。専用ページのQRコードは広報紙などで紹介する。