魚編...覚えるコツは「骨漢字」 磐城高箸、面白アクセサリー製造

 
魚編の漢字をかたどった「魚編のコツ」

 地元産間伐材で高級割り箸や鉛筆などを製造するいわき市田人町の磐城高箸は魚編の漢字をかたどったユニークなアクセサリー「魚編のコツ」を開発し、販売を始めた。

 商品はボールチェーンとストラップの2種類で、アクセサリーの本体部分を同市が誇る水産物ブランド「常磐もの」をはじめとする魚の漢字にかたどった。魚の骨をモチーフにしているため色は白で統一し、鯖(サバ)や鰯(イワシ)、鮃(ヒラメ)、鰈(カレイ)などそれぞれ12パターンをそろえる。

 素材は植物繊維の主成分、セルロースをナノサイズ(1ミリの100万分の1)にまで細かくした木質バイオマス資源「セルロースナノファイバー」を使用。同社が持つレーザー加工技術によって、漢字の細かい部分まで丁寧に仕上げた。

 高橋正行同社社長の「とっつきにくいイメージのある魚の漢字を、子どもたちにも楽しく覚えてもらえれば」との思いから、漢字を覚える"コツ"と骨の"コツ"をひっかけた商品名にしたという。

 料金はボールチェーンが1個450円、ストラップは1個390円。同社のほか同市小名浜のアクアマリンふくしまでも取り扱っている。問い合わせは同社(電話0246・65・0848)へ。