チークやまつげ愛らしく 相馬署、新マスコット「馬美さん」誕生

 
相馬署の新マスコットキャラクター「馬美さん」

 相馬署の新しいマスコットキャラクター「馬美(まみ)さん」が誕生した。馬美さんは今後、同署の先輩マスコットキャラクター「相馬くん」のパートナーとして啓発グッズなどに登場し、広報活動を盛り上げる。28日、馬美さんの名付け親となった相馬総合高(新地校舎)3年、渡辺美生さんに佐藤昭仁署長が感謝状を贈った。

 頬のチークやまつげが愛らしい馬美さんの図案は、生活安全課の八木田大輝巡査部長が考案した。ぽっちゃり気味の相馬くんに対して、すらりとしたたたずまいにデザインし、帽子や腕章など細部にまでこだわった。

 同署は、本年度で教室などの使用が最後になる相馬総合高新地校舎の生徒に呼びかけ、新たなマスコットキャラクターの名前を募集。24人から応募があり、生徒、教職員約60人の投票で、名前は馬美さんに決まった。

 新地校舎で行われた贈呈式に出席した渡辺さんは「自分の作品に決まり、びっくりしたけど、うれしい」と笑顔を見せた。渡辺さんによると、馬美さんの「馬」は相馬を表し、「美」は犯罪のない美しいまちを意味するという。

 渡辺さんに感謝状を手渡した佐藤署長は「安全・安心を感じてもらえるキャラクターとして、これから長く愛されてほしい」と話した。