アニメ制作に挑戦 二本松二中生、素材は粘土や画用紙

 
伊藤さんの指導でアニメーション作りに取り組んだ生徒

 本県ゆかりの青少年がデジタル機器を使って制作した「メディア芸術」の作品展「フクシマ ネクスト クリエーターズ チャレンジ2023」の関連イベントのワークショップが2日、二本松市の二本松二中で開かれた。県の主催。

 日本アニメーション協会理事でアニメーションディレクターの伊藤有壱さんを講師に迎え、二本松二中の文化部の生徒10人が受講した。伊藤さんは「クレイ&ペーパークラフトアニメーション!!」をテーマに、生徒に小麦粘土や画用紙などの素材を用いてアニメーション作りを指導した。生徒たちは4班に分かれ、自分たちのオリジナルストーリーの動画作りに取り組んだ。

 「フクシマ ネクスト クリエーターズ チャレンジ2023」では24日まで、静止画と動画、「わたしが伝えたい"ふくしま"」を募集テーマにした3部門で作品を募集している。県内に居住または県内の学校に在学中、もしくは本県出身の中学生、高校生、大学生、専門学校生らが対象。

 問い合わせは県文化振興課メディア芸術担当(電話024・521・7154)へ。