飛行訓練キャンプ入り 室屋義秀さん「育成塾」、候補生6人参加

 
小屋の解体や机作りに取り組んでいる候補生6人

 福島市在住のエアレースパイロット室屋義秀さんが次世代のエアレースパイロットを育てる「レースパイロットプログラム」は4日、本格的な飛行訓練の「キャンプ4」に入った。序盤はフライト訓練を実施せず、拠点となる同市のふくしまスカイパークで訓練環境の準備作業を行っている。

 試験を突破した候補生6人が参加。この日は木造の小屋を解体し、自分たちが使う机の製作を進めた。キャンプ4は11月中旬までで、指導者が同乗する飛行訓練を進める。最年長の候補生となる熊本市出身の豊田誠弥さん(31)は「チームワークを強めながら夢に向かって頑張りたい」と話した。