マチュピチュ村長、福島県を訪問 ラトーレ氏「特別な感じ、料理おいしい」

 
内堀知事に記念品を手渡すラトーレ村長

 南米ペルー・マチュピチュ村のエルビス・ラトーレ村長は5日、内堀雅雄知事と福島市内で懇談した。友好都市協定を結ぶ大玉村を2日から訪問しており、本県との交流を深めた。

 ラトーレ村長は本県の印象について「特別な感じがする。料理もとてもおいしかった」と述べた。内堀知事は「私たちの心の距離は近い。ペルーでは県人会の歴史が100年以上あり、いい友好関係を築いている」と述べた。

 マチュピチュ村は、大玉村出身の野内与吉が初代村長を務めたことなどが縁で、2015年に友好都市協定を結んだ。押山利一村長らが同席した。