家康ゆかりの地巡る 歴史ガイド育成へ、若松・白河で研修

 
会津美里町の向羽黒山城跡で歴史を学ぶ参加者

 会津歴史観光ガイド協会と福島民友新聞社でつくる「会津の歴史と文化に触れる協議会」は5、6の両日、会津若松市、白河市などで歴史ガイド育成研修を行った。参加者が県内の徳川家康ゆかりの地を巡り、ガイドとして理解を深めた。

 約10人が参加。同協議会が主催するバスツアー「会津と徳川ゆかりの古城をめぐる旅」に同行し、案内役を務めるための研修として実施された。

 研修では同協議会の石田明夫会長が講師となり、霞ケ城跡(二本松市)や三春城跡(三春町)などを訪問。会津美里町では国指定史跡の向羽黒山城跡を訪れ、石垣などから当時の城の様子に思いをはせた。

 来月にバスツアー

 会津の歴史と文化に触れる協議会は10月5日、日帰りバスツアー「会津と徳川ゆかりの古城をめぐる旅」を実施する。二本松城跡や三春城、小峰城跡などを見学する。JR郡山駅発着。昼食付き1人6千円。

 問い合わせはアールエイチ企画(電話0242・28・5623、平日午前9時~午後5時)へ。申し込みは同社ウェブサイト、または同社へファクス(0242・28・5667)で。