「歴まちカード」23日から無料配布 彼岸獅子など4種類

東北地方整備局が作製した会津まつりの歴まちカード
東北地方整備局と会津若松市は23日、市の歴史や魅力を紹介する「歴史まちづくりカード(歴まちカード)」の無料配布を市内で始める。整備局が会津まつりのカード5000枚を発行するのに合わせ、市も彼岸獅子など4種類を1000枚ずつ計4000枚作製した。整備局と市が14日、発表した。
歴まちカードは、表面に歴史的な風景や伝統行事を撮影した写真、裏面にその説明文を印刷したカード型パンフレット。「歴史的風致維持向上計画」が国に認定された都市を対象に、整備局が作製している。
市の計画は6月に認定された。整備局によると、カードの配布は白河、国見などに次いで県内6市町目で、市町村が独自にカードを作るのは東北で初めて。
カードの配布はなくなり次第終了する。郵送には対応していない。問い合わせは市都市計画課(電話0242・39・1261)へ。
カードのデザイン、配布場所
会津まつり=鶴ケ城観光案内所、市都市計画課(平日)、市市民課(土、日曜日、祝日)▽彼岸獅子=会津町方伝承館▽空也念仏踊=河東公民館▽白虎隊剣舞奉納=飯盛山観光案内所(4~11月)、会津若松駅観光案内所(12~3月)▽東山芸妓(げいぎ)=東山温泉観光協会