英国文化を発信 植物画や陶磁器 来月まで本宮で展示

 
会場に並ぶ展示品

 英国文化を発信する企画展「英国王室に咲くボタニカルアートとウェッジウッド~植物画のおいたち」が本宮市の白沢ふれあい文化ホールで開かれ、来場者が繊細なタッチで描いた植物画や英国王室に愛された陶磁器に見入っている。10月29日まで。本宮市、市教委、同ホールの主催。

 ボタニカルアートは植物の研究のために制作された絵画。植物を忠実に描き、手彩色で鮮やかに仕上げており、多くの英国民に愛された。ウェッジウッドは英国王室に重宝された陶磁器ブランドで、英国の紅茶文化の発展に貢献したとされる。

 会場にはボタニカルアート約100点、ウェッジウッドの陶器約30点が会場に並んでいる。初日は、企画展を監修した大場秀章東京大名誉教授による講演会が市白沢総合支所で開かれた。会期中はこのほか、紅茶文化を楽しむワークショップも開催する。

 時間は午前9時~午後5時(最終入館は同4時半)。月曜日休館(祝日の場合は翌日が休館)。観覧料は大人は500円、高校生以下は無料。問い合わせは同文化ホール(電話0243・44・3185)へ。