山川さん、フラワーデザイナー日本一 「さらに技術磨きたい」

 
日本花職杯で優勝に輝き、作品の横に立つ山川さん

 フラワーデザイナーの技術日本一を競う「日本花職杯2023フラワーデザインチャンピオン決定戦」は9、10の両日、東京都で開かれ、花どころ山川(郡山市)専務の山川大介さん(44)が優勝に輝いた。

 大会には国内13ブロックの代表とシード選手ら計28人が出場。2009年から挑戦し、入賞歴もある山川さんはシード選手として出場した。

 上位5人による決勝は「花で織りなすモノがたり」をテーマに競い合い、山川さんはコチョウランやオンシジウム、アンスリウムなどを組み合わせて色鮮やかな作品を仕上げ、念願の初優勝を果たした。

 普段は厚生労働省認定1級フラワー装飾技能士として、イベント会場などの装飾花や花束を創作している山川さん。「花々を協調させられるよう、さらに技術を磨いていきたい。多くの人々を幸福にできるような作品をつくりたい」と新たな意欲を燃やしている。