撮影快調!特撮映画「温泉シャーク」 須賀川のラボでシーン制作

 
爆薬を使って迫力あるシーンを作り上げるスタッフら

 特撮アクション映画「温泉シャーク」の撮影が22~25日、須賀川市長沼地区のながぬまラボ(旧屋内ゲートボール場)で行われ、スタッフらが迫力ある特撮シーンを作り上げた。

 同作品は特撮と温泉をテーマにしたサメの映画。架空の温泉地「暑海(あたみ)市」を舞台に、どう猛なサメが温泉客らに次々と襲いかかるストーリー。監督はアマチュア怪獣映画が集う映画祭「全国自主怪獣映画選手権」で2連覇した井上森人さんが務める。

 23、24の両日、撮影風景が公開された。撮影には、特撮の技術や知識を学ぶ「特撮塾」のメンバーも参加・見学した。

 スタッフらは須賀川特撮アーカイブセンターに所蔵されているミニチュアを使って暑海市の街並みを表現。爆薬も使うなど臨場感を演出した。

 井上監督は「お客さんの予想を超えるスピーディーな作品に仕上げる。ぜひ映画館でスリルを体感してもらいたい」と呼びかけた。同作品は来年春、全国で公開予定という。