大玉産米と野菜の弁当 福島大生が企画、15日に限定50食

 
大学生が考案した大玉村産の食材をふんだんに使った弁当

 福島大食農学類の学生でつくる「福島大学食農Cafeサークル」は15日午前11時から、大玉村のあだたらの里直売所で同村の食材をふんだんに使った弁当「秋の幸たんのうべんとう」を限定50食で販売する。1食千円。

 同サークルは本県産の農作物を使った料理やスイーツを考案し、県内で販売するなど活動している。同サークルが県内の農業を地域の事業所などと一緒に盛り上げたいと、弁当販売を企画。同村のおおたま村づくりとアットホームおおたまと共同で弁当作りに取り組んだ。

 同村産の県トップブランド米「福、笑い」を使ったキノコの炊き込みご飯やシイタケの肉詰め、ほうれん草のおひたし、大学芋など9品が弁当に盛り込まれている。

 同サークルの五十嵐海音(3年)さんは「学生で何度も試行錯誤し、秋を堪能することができる最高のお弁当ができた。老若男女が大玉村の野菜のおいしさと秋の訪れを感じることができるはず」と来場を呼びかけている。