会津美里町の伊佐須美神社で新年の参拝客に授与される「干支（かんし）美術絵馬」の原画が完成した。描かれた来年の干支（えと）「辰（たつ）」は絵馬に印刷され、限定３００枚で販売される。１２月１日から予約を受け付ける。

　同神社では約５０年前から干支美術絵馬を扱っている。南相馬市出身の日本画家佐藤隆良さん（千葉県）が、朝日を背に鋭い目つきでたたずむ勇ましい龍を描いた。

　同神社の担当者は「今年は社会情勢の変化が大きい年だった。来年は龍のように力強く過ごすことができる１年になってほしい」と話した。問い合わせは同神社（電話０２４２・５４・５０５０）へ。