柳津駅舎改装へ周知 商店街がロゴ作製、町に贈り活性化に活用

 
あかべこ通り商店街から柳津町に寄贈されたロゴマーク

 柳津町の事業所でつくる「あかべこ通り商店街」は18日、JR只見線会津柳津駅舎の改装を周知するためのロゴマークを町に寄贈した。ロゴマークは柳津町の豊かな自然や新駅舎への期待感などを表現しており、同商店街と町はマークを活用した只見線の利活用促進やにぎわい創出を図りたい考え。

 同商店街は、只見線が今月に全線再開通から1周年を迎えた上、秋の行楽シーズンとなることから、県の「只見線受入体制強化事業補助金」を活用し、ロゴを作製した。町は同駅のリニューアルオープンに向けた期待感が高まるような活用法を検討するとしている。ロゴは郡山市のデンヤ・クリエイティブ・ワークスの田中聡社長が手がけた。

 寄贈式は町役場で行われ、同商店街の山内拓也理事長が小林功町長にロゴを手渡した。田中社長らが同席した。

 町はJR東日本から会津柳津駅舎を譲り受け、来春の完成を目標に改装作業を進めている。同町発祥とされる赤べこを作るための工房などが設けられる予定。