高校生、夢を語り交流 「オンライン夢会議」収録きょう公開

インターネットの特設サイトで公開中の「福島県高校生オンライン音楽・芸術祭 2023」は27日、オンラインで高校生たちが夢などを語り合う「高校生のチカラで新しい福島がはじまる 夢会議」の収録動画を公開する。
安積黎明の2生徒、司会挑戦
郡山市のふくしまFMで9月25日、収録が行われ、安積黎明高放送委員会の2人が司会に初挑戦し、音楽・芸術祭の盛り上げに一役買った。 野真未アナウンサーの協力を受けながら放送委員会の高橋玲奈さん(2年)と橋本彩乃さん(同)が進行役を務めた。ラジオスタジオと県内6校の代表生徒をオンラインでつなぎ、意見を交わしながら心を通わせた。
高橋さんらの質問に応じて、参加した生徒は部活動の魅力や入部のきっかけ、将来の目標を発表。「部活を辞めようと思ったか」「目標を達成するために必勝の練習法はあるか」などの○×質問では盛り上がりを見せた。
プロが使用するスタジオでの収録を終えた高橋さんと橋本さん。ナレーター関連の仕事に興味があるという橋本さんは「とても緊張した。もっとみんなの思いを引き出したかった」と振り返った一方、将来に向けて大きな経験だったと目を輝かせた。
オンライン音楽・芸術祭は、JA共済連県本部の主催、福島民友新聞社、ふくしまFMの共催、県高校文化連盟などの後援。高校生たちの成長と福島の元気を発信しようと企画され、3年目を迎えた。今月から来年1月にかけて県内6校の吹奏楽部や太鼓部の演奏の様子を特設サイト(https://f-hom.jp/)で公開している。