会津産馬毛寝具で良質の眠りを あすまで若松で体験会

 
会津産馬毛を使った寝具を体験する参加者

 「AIZU horse hairプロジェクト」は29日まで、会津若松市のヒューマンハブ天寧寺倉庫で会津産馬毛を使った寝具を体験できる「ISHITAYA 眠りの体験会」を開いている。

 同プロジェクトは、同倉庫を運営する関美工堂(会津若松市)、寝具店の石田屋(金沢市)、建築設計を手がけるBANKS(郡山市)でつくる。馬毛は欧州の伝統産業で、弾力性や透湿性が高いことから最高品質として寝具などに使用されている。

 廃棄される会津の馬毛を再利用した寝具で良質な眠りを体験してもらおうと、初めて企画した。来年の商品販売を目指す。

 体験会では、参加者が枕やマットレスの使用感を試していたほか、身体や眠りに関する相談をしていた。

 28日は午後1時からアロマのスキンクリームのワークショップ(6600円)、同1時半から寝具や馬毛に関するトークセッション(無料)を開く。時間は午前10時~午後6時。問い合わせは美工堂(電話0242・27・3200)へ。