福島県産米、1割増量し販売 11月、県が消費拡大キャンペーン

 

 福島県は11月、県内の量販店221店舗で県産米の増量キャンペーンを展開する。対象の県産米を1割増量して販売する。

 ヨークベニマル、リオン・ドール、マルト、いちい、イオン、ブイチェーン、コープふくしま、コープあいづ、イトーヨーカドーの計9社の各店で、会津コシヒカリなどの対象品種を「5キロ→5・5キロ」「10キロ→11キロ」など増量して販売する。

 県内での県産米の消費率(現在は約70%)を上げることで地産地消やコメの消費拡大を進める狙い。

 福島の新米...12校学食で提供

 県内の大学など12校の学食では、県オリジナル品種「天のつぶ」などを提供する企画「美味(おい)しい福島の新米を味わおう!ふくしまの米食堂」を展開する。県産米のおいしさや認知度を高めるための新たな試みで、大盛りを無料にしたり、オリジナルのカップライスを販売したりする。

 福島大、会津大、福島医大、奥羽大、東日本国際大、日大工学部、いわき短大、桜の聖母短大、会津大短期大学部、テクノアカデミーの郡山、会津、浜の各校で実施する。