「あかべぇ」電気バス出発 若松、騒音・振動抑えた新車両

 
新たに導入された電気バスの「あかべぇ」

 会津若松市の観光地を結ぶ会津乗合自動車(会津バス)のまちなか周遊バス「あかべぇ」が電気バスとなり、27日に同市で出発セレモニーが行われた。二酸化炭素(CO₂)を排出せず、騒音、振動を抑えた新車両が歴史の町を走り出した。

 まちなか周遊バスは右回りルートのあかべぇ、左回りルートのボンネットバス「ハイカラさん」の2種類があり、今回はあかべぇが新しくなった。

 新車両は外装に大きくあかべぇがあしらわれ、座席シートなどにもあかべぇのデザインが施されている。バリアフリーで、乗降口は広い低床エリアを確保しているため、誰でも乗り降りしやすいようになっている。あかべぇ、ハイカラさんともに運行ルートや運行スケジュールに変更はない。