松川浦かけるあおさ全国2位 調味料選手権、マルリフーズ製造

総合2位となった「松川浦かけるあおさ」
日本地方創成協会(東京都)は29日、第14回調味料選手権の結果を発表し、相馬市のマルリフーズが製造するアオサのオイル漬け「松川浦かけるあおさ」が準優勝となる全国総合2位に輝いた。
選手権は同協会や日本野菜ソムリエ協会(東京都)が調味料業界の活性化を目的に開催しており、今回は全国から211品が出品された。専門家による食味審査を通過した50品について、大阪府の阪神梅田本店で試食や投票などが行われ、順位を決めた。
かけるあおさは、松川浦産のアオサと、揚げたニンニクなどをゴマ油に漬け込んだ。ご飯やパスタ、冷ややっこなどのトッピングとして楽しむことができ、アオサの活用法を広げたことなども評価を受けたという。
かけるあおさは11月3日に東京都の日本橋三越本店で行われる「調味料の日」イベントで販売される。マルリフーズの阿部純也営業部長は「受賞が松川浦のアオサの知名度向上につながり、地元漁業の活性化につながってほしい」と話した。