大野均さん「続けること大切」 母校の穂積小で講演

 
児童らに講演する元ラグビー日本代表の大野さん

 郡山市出身で元ラグビー日本代表の大野均さん(45)は10月28日、母校である穂積小の150周年記念式典で講演し、児童らに「続けることの大切さ」について語った。

 講演に先立ち、児童が大野さんの生い立ちを劇で発表。その後、大野さんが「穂積からワールドカップ勝利へ」を演題に、自身の小学生時代や2015年のワールドカップ(W杯)で南アフリカに勝利した際の経験を講演した。

 大野さんは、自身の活躍の背景に高校まで野球部を続けたことや農作業を手伝ったこと、小学校に毎日通ったことなど、さまざまな経験をしたことが生きているとし「今、続けていることをやめたいと思った時にはもう一度考え直して、甘えがある場合は振り切って、頑張って続けてみてほしい」と児童らに語った。