災害時の連携確認 郡山・総合南東北病院が訓練

 
原発関連施設からの傷病者の受け入れを訓練する参加者

 総合南東北病院は10月28日、郡山市の同病院で院内災害対応訓練を行い、職員らが災害が発生した際の連携を確認した。同病院職員や郡山消防署、市内外の病院の災害派遣医療チーム(DMAT)などから約150人が参加。市内で最大震度6強の地震を観測、化学工場から火災が発生したという想定で訓練を行った。

 患者の搬送や治療の優先順位を決める「トリアージ」などを行った。このほか、同病院が原子力災害医療協力機関となっていることから、原子力発電所の関連施設の作業員2人が負傷し、搬送されるという想定での訓練もした。