国産肉を使った料理のアイデアやおいしさなどを競う「２０２３ミートデリカコンテスト県大会」が５日、福島市で開かれ、最優秀賞に戸賀辺莉依（べりい）さん（１８）＝郡山女子大食物栄養学科１年＝の「シャキシャキれんこん肉団子の胡麻坦々（ごまたんたん）ソースがけ」が輝いた。県食肉事業協同組合連合会の主催。

　国産肉を使ったおかずを開発し、小売店での肉の販売促進につなげようと毎年開いている。今年は県内の高校生や大学生ら計１３３人が応募した。書類審査を通過した８人が実技に臨み味や商品としての魅力など５項目で競った。

　戸賀さんは、国産豚のひき肉を使った肉団子に、県産のレンコンを入れることで食感にアクセントを加えた。肉団子をチンゲンサイで巻くことで、中華風の見た目に仕上げたという。

　戸賀さんは来年１月１３日に東京都で開かれる全国大会に出場する。戸賀さんは「レシピをさらに改善し、福島の食材の良さを伝えたい」と意気込んだ。

　優秀賞＝橋本朱叶（郡女大付高）松山和美