宮沢賢治と宇宙...渡部潤一さんが解説 南会津で星空講演会

講演する渡部潤一さん
南会津町星空講演会は5日、同町役場で開かれた。国立天文台上席教授の渡部潤一さん(会津若松市出身)が「天文学と天『文学』~宮沢賢治の作品の中の宇宙」のテーマで講演した。
渡部さんは「理科少年」だった宮沢賢治の人物像や時代背景について解説。「当時の最新天文知識を取り入れ、文学に昇華させた」と分析した。
宮沢の星を目に例える独特な感性や、擬人化された星々、作品「銀河鉄道の夜」で表現されている銀河系の最新知識に言及しながら、星空の魅力を紹介した。最後には「福島には本当の空が残されていて、銀河鉄道が走るような天の川が見える。光害を防ぎ、星空を守っていこう」と訴えた。
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