いかにんじん味自慢募る レシピコンテスト 入賞者に福島市特産品

 
本県の郷土料理「いかにんじん」

 NPO法人ふくしま倶楽部(福島市)は本県の郷土料理「いかにんじん」を作る各家庭のレシピや創作料理のコンテストを行っている。応募は12月15日まで、ウェブサイトの専用フォームや郵送で受け付けている。

 通常レシピで各家庭の味を審査する「味のこだわり部門」、数の子や豆、昆布など一品加えたアレンジレシピを対象とした「材料ほか取り合わせ部門」、いかにんじんを使った焼きそばやかき揚げといった「併せ料理部門」を設けた。

 自慢の味やレシピを各家庭のエピソードとともに記載し、写真がある場合は添付して応募する。審査は来年1月、結果発表は同2月の予定。表彰は各部門とも若干名とし、同市の特産品をプレゼントする。

 いかにんじんは地域に根付く食文化を発信する文化庁の「100年フード」に認定されており、コンテストを通じて魅力の再発見や地域活性化につなげる。

 広沢進理事長と森藤洋紀副理事長は「将来的にはいかにんじんを使った商品開発やB級グルメができれば。福島の食文化を盛り上げたい」と話す。

 応募サイト=https://www.cjnavi.co.jp/event/20231025ikaninjin-recipe/