土木遺産「広表のめがね橋」知って 福島・飯野で銘板完成

広表のめがね橋
福島市飯野町にある歴史的な建造物「広表(ひろおもて)のめがね橋」の近くに、土木遺産認定を示す銘板が設置された。飯野町観光協会が8日、現地で設置完成披露式を行った。
銘板の完成を祝って除幕した地域住民
広表のめがね橋は1882年以前に整備されたと推定されるアーチ形の石橋で、柴切田川に架かっている。道路整備による拡幅を経て、現在は道路橋として利用されている。
橋は昨年、後世に伝えるべき土木遺産として、主に明治から大正期に県内で建設された「福島の石橋群」の一つとして土木遺産に認定された。
式では、出席した地域住民らが銘板の完成を祝って除幕した。黒沢仁会長が「広表のめがね橋を飯野町の地域の宝として守り続け、地域振興のために活用していきたい」とあいさつし、福島の石橋群保存会の丹野義明会長が祝辞を述べた。
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