12年後にまた会おう 猪苗代の児童、タイムカプセルに手紙や写真

 
手紙や写真などを入れた宝箱に鍵をかける児童たち

 猪苗代町の小学6年生が12年後の自分に宛てたメッセージなどを宝箱に入れて保存する「えとタイムカプセル」の埋設式が13日、同町の猪苗代ハーブ園で行われた。町内6小学校約100人の児童が参加し、来年の干支(えと)「辰(たつ)」の像の前に鍵の入ったカプセルを埋めた。

 リステルグループなどでつくる「猪苗代の子供たちの夢を応援する会」の主催。干支が一回りして24歳になった時、古里に集まる機会をつくり地元に愛着を持ってもらおうと企画した。

 式ではホテルリステル猪苗代の月井英美総支配人が「12年後に成長した姿で再会できるのを楽しみにしている」とあいさつ。児童を代表して千里小の皆川光琉(ひかる)さんと鈴木ひかりさんが将来の夢を披露した。

 各校代表の児童たちが手紙や写真などを入れた宝箱に鍵をかけ、その鍵をカプセルに入れて像の前に埋設した。タイムカプセルは12年後の夏に再会して掘り起こすことになっている。