住みますレスラー天神岬でバトル DDTプロレス、楢葉にパワー

公園内を巡りながら「路上プロレス」を展開する選手。観客は熱戦を間近で味わった
楢葉町の天神岬スポーツ公園で18日、DDTプロレスリングによるリングを用いない路上プロレスが行われた。レスラーたちが公園内を舞台に熱戦を繰り広げ、観客が声援を送った。
「楢葉町住みますレスラー」の小嶋斗偉選手をはじめ、大石真翔、須見和馬、納谷幸男、樋口和貞、MAOの計6選手が登場し、2人一組で三つどもえ戦を行った。選手たちは公園内を移動しながら対戦。観客も選手を追いかけながら激闘を眼前で楽しんだ。
観戦のため新潟県から訪れた男性は「いつもとは違う斬新なプロレスを楽しめた。併せて原発事故からどの程度復興したのか地域を見て回りたい」と語った。企画したオートラベス代表社員の磯辺友美さんは「プロレスを活用した新しい地域活性の形にしていければいい」と語った。
一般社団法人ならはみらい、合同会社オートラベス、町の共催。復興に進む町と、何度倒れても立ち上がるDDTプロレスの力強さが共通しているとし、両者がタッグを組んだ移住促進PRプロジェクトとして実施した。