鏡石産食材でフランス料理 地域おこし協力隊員夫妻...飲食店開業

 
「愛される店にしたい」と話す比呂さん(左)と拓未さん

 鏡石町の地域おこし協力隊小柳比呂さん(25)=須賀川市出身、拓未さん(25)夫妻が、同町に町産食材を使った料理を提供する飲食店「poco a poco(ポコ・ア・ポコ)」をオープンした。2人は店を町の食の魅力発信や交流の拠点にしたいと考えている。比呂さんは「少しずつ地域に愛される店にしたい」と意気込みを語る。

 店は田舎風のフランス料理「ビストロフレンチ」がコンセプト。都内で料理人として働いていた拓未さんが腕をふるう。町産の野菜を使った野菜プレートやパスタ、郡山女子大付高の生徒と共に開発した町産イチゴのアイスクリームなどのデザートも提供する。

 2人は昨年1月、「食で町を元気にしたい」と地域おこし協力隊に就任した。地元の高校生らと町産の食材を使って食品開発に取り組むなど活動を続ける中で、町に商品の加工拠点がないなどの課題が見えたという。いずれは「自分たちの店を持ちたい」と考えていた2人。「加工拠点も含め、地域を応援できるような拠点をつくろう」と飲食店経営を決意した。

 店名の「poco a poco」は音楽用語で「少しずつ」という意味がある。拓未さんは「町の野菜や果物は質もポテンシャルも高い。店も自分たちも少しずつ成長し、町外の人にも町の食の魅力を伝えたい」と力を込めた。

 時間はランチが午前11時~午後2時、カフェが同2時~同4時。月、土、日曜日は定休。予約や問い合わせは店のインスタグラムのダイレクトメッセージ(DM)で。