中身はお楽しみ! 南相馬・中央図書館、覆面本の貸し出し企画

 
「どきどき感を楽しんでほしい」と話す菊地さん

 南相馬市立中央図書館は、同市小高区の住民の価値観「おだかる」を表現したブックカバーを活用する本の貸し出し企画「謎の覆面ブックス99」を始めた。来年1月31日まで。

 カバーは、市が小高区への移住・定住促進事業として制作。「ないことこそが豊かさ」や「差し出し合って暮らす」など小高区の移住者ならではの感覚「おだかる」が描かれている。企画では、カバーに本の内容のヒントとなる一文を記載し、中身が分からないように本を覆った。本には封がされており、貸し出し後に中身を確認できる。本は動物系の読み物から数学の本など99冊を取りそろえたという。

 企画した司書の菊地伸江さんは「軽い気持ちで手に取り、どきどき感を楽しんでほしい」と話した。問い合わせは同館(電話0244・23・7789)へ。