大堀相馬焼の技法「陶芸人生の糧に」  インターンシップに伝授

 
近藤さん(右)の指導を受け、陶芸を体験する高橋さん

 東京電力福島第1原発事故で浪江町大堀地区からいわき市四倉町に避難し、伝統の大堀相馬焼を継承している陶吉郎窯の陶芸家近藤賢さん(43)らは21日まで、陶芸家を目指す人に大堀相馬焼の技法を伝えている。

 県の「クリエイター育成インターンシップ」事業を活用し、18日から体験活動を実施。福井県工業技術センター窯業指導分所で陶芸を学ぶ福井市の高橋依里さん(34)が参加した。

 高橋さんは近藤さんの指導を受け、皿や酒器などを制作した。高橋さんは「普段使っている土とは違う感じがした。福島で学んだことを生かし、自分の作風や表現などを形にできる陶芸家になりたい」と語った。

 近藤さんは「大堀相馬焼について伝えることで今後の陶芸人生の何かになってもらえたらうれしい」と話した。

 高橋さんは21日、浪江町大堀地区に再建中の工房と店舗を見学する予定。