トンネル壁画お披露目、広野火力発電所 ふたば未来中・高生と制作 

 
完成した壁画を背景に記念撮影に臨む関係者

 東京電力と中部電力が出資する発電会社JERAの広野火力発電所(広野町)は、地元のふたば未来学園中・高の美術部生徒らと共同で、構内のトンネルの海側の出口に巨大な壁画を描いた。21日に現地で完成披露式が行われた。

 トンネル入り口の壁面塗装の経年劣化の補修工事に合わせた取り組み。壁面を活用した防災や安全の訴求を考え、記憶に残るように壁画を描くことにした。壁画を手がける東京都の会社「OVER ALLs」の協力を受けた。

 同火発職員や生徒4人らが8月から会議を重ね、図案などを決めて描いた。壁画は作業員の後ろ姿で、職場の様子と家族との交流を表現している。同火発の永徳康典所長は「安全に向けたメッセージ性があり、素晴らしい」と語った。

 生徒の長野円花さん(中学2年)は「壁画制作に関わることができて新鮮な気持ちになった」、岡森天音(中学3年)は「大勢で作品する楽しさを味わい、達成感がある」と語った。遠藤智町長、郡司完校長らが立ち会った。