新年の幸せ願い「寿餅会」法要、飯坂・中野不動尊、初詣客に配布へ

 
つき上げた餅を高く掲げる僧侶

 福島市飯坂町の中野不動尊は26日、境内で年末恒例の法要「寿餅会(じゅびょうえ)」を行った。初詣の参拝客に配る「寿餅」の餅つきも行い、新年の幸福などを願った。

 寿餅会は、修行僧がついた餅を故郷の師匠に届けたのが起源とされる。同不動尊では大正末期に途絶えたが、1992年に復活した。同日は本田大助(だいじょ)住職や本田大樹(だいじゅ)副住職らが寿餅会を行い、身体堅固や無病息災、世界平和などを願った。その後、僧侶らが「よいしょ、よいしょ」とかけ声を合わせて千本ぎねで餅をついた。地元の高校生や婦人会「りんどう会」も参加し、16臼分をついた。

 つきたての餅は、4年ぶりに雑煮にして参拝客に振る舞った。また四角い切り餅にして元日午前0時から三が日の間、参拝客に配る。護摩祈祷(きとう)の時間は元日が午前0時~午後6時、2日以降は午前8時半~午後5時。開運中野りんごを1個24円で販売する。1人2個まで。不動滝のライトアップも行う。

 三が日は十六沼運動公園から無料シャトルバスを運行する。問い合わせは同不動尊(電話024・542・2100)へ。