健康発信!カフェ開業へ、いわきの写真家 薬膳、そば...郷土料理

 
三和地区に自生するナツメを手に笑顔を見せる田子さん

 いわき市三和町の写真家田子保浩さん(60)が、同市三和町上三坂地区の交流施設「OJONCO(おじょんこ)館」に薬膳やそばなどを提供するカフェの開業に向け、奮闘している。3月10日に開業予定で、田子さんは「『健康の街』として上三坂の魅力を発信したい」と話している。

 同市三和町上三坂地区で生まれ育った田子さんは写真家として活動する傍ら、地域の活性化やOJONCO館でのイベント運営などに取り組んできた。数年前、OJONCO館を運営する一般社団法人「OJONCO」から今後の活動について相談を受けた際、地域住民から要望があったカフェの開設を提案した。

 田子さんは自然豊かな三和地区に栄養価の高いナツメやクコの実、野草などが自生していることに着目。施設が元診療所だったことなどから、健康をテーマに掲げた集いの場「上三坂治療院カフェ」とした。

 「地元の伝統や文化、人の温かさを大切にしたい」と話す田子さんは、地域住民と交わす世間話の中から構想を練った。食事メニューは、三和産食材を使った薬膳をはじめ、手打ちそばや地域住民直伝の郷土料理も提供する予定だ。

 現在はプレオープン企画を実施しながら準備に取り組んでいる。田子さんは「地域全体を巻き込み、三和の魅力発信と交流人口拡大を目指したい」と笑顔を見せた。カフェは土、日曜日午前11時~午後3時に営業する予定。