野﨑洋光さん「後進に道を譲りたい」 分とく山の総料理長退任

 
野﨑洋光さん

 福島県古殿町出身の野﨑洋光さん(71)が日本料理店「分とく山」(東京都)の本店総料理長を昨年末で退任したことが7日、同店などを展開するとくやまホールディングス(東京都)への取材で分かった。野﨑さんは1989年の開店当初から、総料理長を務めていた。

 同社によると、野﨑さんから「(70歳を迎え)後進に道を譲りたい。健康なうちに個人としての仕事に注力したい」と申し出があったという。本店総料理長を退任したが、現在も月2、3度は店に立ち、常連客らの接客に当たっている。

 野﨑さんは2004年アテネ五輪の野球日本代表チームで総料理長を務めた。07年からは県のしゃくなげ大使として県内外で県産食材のPRに取り組み、東京電力福島第1原発事故による風評払拭にも尽力している。