川俣舞台 笑いと涙 吉本芸人が短編映画 BSで放送

 
川俣町を舞台にした短編映画「不変のアンスリウム」のポスター

 よしもとクリエイティブアカデミー(YCA)は、本県の魅力を発信する短編映画「不変のアンスリウム」を制作した。川俣町が舞台となった笑いと涙のハートフルコメディーで、3月3日午前0時30分からBSよしもとで放送される。芸人「キャプテン★ザコ」としても活動する笹森智博監督は「映画を通して福島の知られざる魅力を伝えたい」と期待を込める。

20240229news501.jpg映画をPRする(左から)いなのさん、小野さん、二見さん、笹森監督


 東京電力福島第1原発事故で避難指示が出るなどした県内12市町村を中心に作品制作を行う学生アートプロジェクトの一環として制作。映画は川俣町出身で上京した妹が仕事で地元を訪れ、5年ぶりにアンスリウム農家を営む兄や母と再会するという家族愛あふれるストーリー。川俣町のほか、川内村や福島空港でも撮影された。

 キャストには、芸人役としてお笑いコンビ「ぺんぎんナッツ」のいなのこうすけさん、母親役でフリーリポーターの鈴木美伸さんも出演する。YCA生は、撮影時のカメラやマイクなど裏方を担当した。

 笹森監督は福島民友新聞社の取材に「アンスリウムが鮮やかで美しく、彩りを与えてくれた。若者の視点も取り入れた作品に仕上がった」と振り返った。いなのさん、YCA生の小野蒼(あおい)さん、二見悠芽(ゆめ)さんが同席した。映画は4月に開催される第16回沖縄国際映画祭にも出品される。