情報ビジネス学科廃止、学科長感謝の卒業 福島学院大短期大学部

 
情報ビジネス学科長として取り組んできた地域連携事業について語る木村さん

 福島学院大短期大学部の情報ビジネス学科は今月末で廃止となり、歴史の幕を閉じる。企業や団体と連携し、地域振興に取り組んできた同学科を学科長として支えてきた木村信綱さん(45)は14日、福島市で行われた閉校式で「学生も貴重な経験をさせていただいた。たくさん勉強させていただき、ありがとうございました」と感謝の言葉を述べた。

 まちづくり、学生と学んだ

 同学科は2017年に創設され、地域と連携した事業を展開してきた。連携の内容は商品開発やイベントの企画・運営、建築リノベーション、まちづくりなど幅広い。木村さんは地域連携センター長としても地域と学生の橋渡し役を担い、住民からの"困り事"に学生と一緒に応えてきた。

 閉校式には連携事業に取り組んできた企業や団体が出席。木村さんはこれまでの連携事業を紹介し「地域と関わると当初の想定にはない問題も起きる。リアルなまちづくりを学生に体験してもらうことができた」と振り返った。

 4月以降は、昨年4月に開設された4年制大学の新学部「地域マネジメント学科」が地域連携事業を引き継ぐ。木村さんは今月末で退職するが、アドバイザーとして地域連携事業に関わる予定だ。

 木村さんは「地域になくてはならない大学を目指し、これまで以上に地域との連携を深めていく」と語った。桜田葉子学長は「残念ながら木村先生は"卒業"する。だがアドバイザーという形で応援していただき、質の高い連携事業を進める」と語った。