大規模災害想定、トリアージの手順確認 白河厚生病院で訓練

 
玄関前に設置されたトリアージセンター

 県南地域医療圏の災害拠点病院として指定を受けている白河厚生総合病院(白河市)は9日、大規模災害で多くのけが人が出たことを想定した訓練を行った。参加者はけが人の治療の優先順位を付けるトリアージの手順などを確認した。

 医師、看護師ら約120人が参加。訓練は本県北部と南会津を中心に震度7の地震が発生、白河市では震度6強を記録した―との想定で実施した。院内災害対策本部を設置し、参加者が病院内のインフラの状況を確認。建物、電気、水道に大きな被害はなく、受け入れ可能と判断、患者の受け入れ準備に取りかかった。

 けが人役の学生らが運ばれてくると、自力歩行が可能か、呼吸や脈があるかなどを踏まえ、トリアージを行った。優先的に治療を行う領域などに患者が移され、医師が治療に当たった。訓練後、大木進司院長らが講評を述べた。