太陽系小天体の魅力 国立天文台・渡部さんが解説

 
講演する渡部さん

 郡山市ふれあい科学館の名誉館長を務める渡部潤一国立天文台上席教授(会津若松市出身)は16日、同館で講演し、太陽系小天体の魅力について語った。

 渡部さんは太陽系小天体について、地球や太陽に接近して明るくなることから「時々天体ショーの主役になる」と説明。2012年に発見されたアイソン彗星(すいせい)を巡り「太陽に接近した際、ばらばらに壊れることはない。大彗星になるはず」と予測したが、実際は壊れて蒸発してしまったことを挙げ「天体の動きを予測することは難しい」と話した。

 講演会はプラネタリウムのリニューアルオープンを記念して企画された。渡部さんは「宇宙は人間が見られる最も広大な時空間」と表現した上で、今年は3~4月と10月に二つの彗星が接近することを紹介した。