震災経験...生き抜く力語る フラガール、福島の小学校で出前授業

 
震災について伝えるフラガールの箕川さん(左)と新妻さん

 スパリゾートハワイアンズ(いわき市)のフラガールが県内の小学校を巡る出前授業「フラガールきずなスクール」は7日、福島市の水保小で開かれ、フラガールが東日本大震災の経験を基に子どもたちに「生き抜く力」を伝えた。

 フラガールを養成する常磐音楽舞踊学院の創立60周年を記念して4月から始めた取り組みで、県内全59市町村を訪れる。いわき市外では初めて開かれた。

 3~6年生43人が参加した。フラガールの箕川葉月さんと新妻愛海(あみ)さんが「生き抜く力」をテーマに講義し、震災の経験を踏まえて避難訓練の重要性や家族の大切さを訴えた。新型コロナウイルス禍に動画配信でフラの魅力を発信し、3カ月間に及んだハワイアンズの休館を乗り越えたことにも触れ「当たり前は当たり前じゃない。それでも諦めずに前を向くことが大事」とメッセージを送った。

 授業を受けた後藤快俐(かいり)さん(6年)は「震災の話が印象に残った。避難場所を家族と確認してすぐに避難できるようにしたい」と感想を話した。鴫原浩之校長は「児童が大きな目標や希望を持つきっかけになったらうれしい」と語った。

 授業ではフラ体験やフラガールによるショーも行われ、児童らがフラガールと一緒に体を動かしながら本格的なフラを楽しんだ。