能登の酒を飲んで応援を 福島で復興支援イベント

 
能登の酒を楽しむ参加者

 能登半島地震で被災した酒蔵を支援する「福島から能登の酒蔵へ届けるエール・チャリティ試飲会」は11日、福島市で開かれた。参加者が能登の日本酒を味わい、被災地の復興に思いを強めた。

 本県の酒を発信する団体「SAKELABO福島JPN」の主催。会場には、地震で酒蔵が全壊し、残ったもろみを別の蔵に託して酒を完成させた桜田酒造(珠洲市)の「初桜」のほか、石川県内の酒蔵が造った復興応援酒など5種類の酒が並んだ。復興支援に携わった高橋庄作酒造店(会津若松市)、鈴木酒造店(浪江町)、奥の松酒造(二本松市)の4種類の県産酒も用意された。参加者は、風味の違いを楽しみながら思い思いに酒を飲み比べた。

 参加した福島市の会社員貝沼諭依さん(29)は「石川の酒は福島と比べて味が濃くて香りが強いと感じた。飲むことで復興を応援したい」と話した。

 試飲会に先立ち、能登の酒蔵や杜氏(とうじ)のドキュメンタリー映画「一献の系譜」が上映された。