規格外野菜や果物「売ります」 伊達市役所で直売所、月イチ開催

 
「お客さんと直接やりとりするから、安心して買ってもらえる」と話す氏家さん(左)

 見た目で推し量れないおいしさがある―。食品ロス削減と地域のにぎわい創出に向けて福島県伊達市は9日、市役所本庁舎で、規格外の野菜や果物などを取り扱う直売所「ダテイチ」を開催した。

 ダテイチでは、傷入りやサイズが小さいなどの理由で市場に出せない野菜や果物などを販売できる。ダテイチへの出店料は無料で、売上金は全て出品者のものになるという。

 初回の同日は、伊達郡の青年農業組織「DATEC」と同市梁川町の婦人団体「五菜果(いなか)くらぶ」が出展。ホウレンソウや県産オリジナル品種のイチゴ「ゆうやけベリー」、豆みそなどが並び、家族連れや利用者らが生産者と交流しながら農産物を手に取った。

 DATEC会長の氏家慎之介さん(23)は「野菜に興味を持ってくれる人が多かった。傷が入った野菜でもお客さんと直接やりとりするから、安心して買ってもらえる」と手応えを感じた様子だった。

 ダテイチは毎月第2木曜日の午後4時~同6時半に開催する予定。市は次回以降の出店者を募集している。固有の直売所を所有しない伊達市内の生産者が対象。希望者は営業日の10日前までに、同市ホームページの出店申込書を市農政課に申請する。

 今後の日程次の通り。

 6月13日、7月11日、8月8日、9月12日、10月10日