福島県議選へ向け人員態勢強化 県選管が本部設置

 
福島県議選へ向け人員態勢強化 県選管が本部設置

看板を設置する菊地委員長(左)と林局長

 11月5日告示、15日投票で行われる県議選に向け、県選管は11日、県庁内の事務局に選挙をきれいにする県民運動推進本部を設置し、県選管と同推進本部の看板を掲示した。

 震災と原発事故から4年半がたったが、いまだに多くの有権者が県内外に避難する状況が続き、今回の県議選でも市町村との緊密な連携が必要になることから、県選管は同日までに事務局員を3人増員して11人態勢とした。

 菊地俊彦委員長と林昭彦事務局長が看板を設置。菊地委員長が「役場機能を移している町村や県内外に避難している人がおり、4年前同様、厳しい状況での選挙になる。告示まで55日、厳正で適正な選挙のため丁寧に確実に準備を進めてほしい」と訓示した。