都市部で低い傾向 福島県議選、市町村別の投票率

 
過去の投票率の推移(福島県議選)

 県選管がまとめた県議選の投票率を市町村別にみると、前回無投票で比較できない市町村を除き、最も投票率を減らしたのは白河市で、前回より6.48ポイント低下し、40.12%だった。

 特に都市部で低い傾向にあり、市で投票率が最低だった郡山市は前回より1.46ポイント低い38.14%。8月に行われた市議選の43.85%をさらに下回り、4割を割り込んだ。福島市は45.44%で、前回より0.96ポイントの微増だが、7月の市議選の47.33%を下回った。

 前回からの投票率の下げ幅が大きかったのは白河市のほか、泉崎村が6.26ポイント、矢吹町で6.10ポイント、中島村5.51ポイントなど。西郷村は前回より4.08ポイント低下し、34.81%と県内で最も低かった。一方、前回と比べて最も投票率が上がったのは玉川村の10.73ポイント増(投票率は59.21%)だった。